トヨタは2020年5月20日、ヤリス シリーズの車両安定制御機能(ビークル スタビリティ コントロールシステム:VSC)のプログラムに不具合があるとして、リコールを届け出しました。
不具合は市場からの情報によるもので、不具合の発生件数は22件です。車両安定制御機能の制御プログラムが不適切なため、停車中のアイドリング時の振動を、2輪駆動車用スピードセンサーが車速と誤検出して、異常判定することがあるというものです。
誤判定されると警告灯が点灯し、VSCが作動しなくなる恐れがあります。対策は該当する全車両のブレーキ制御コンピュータの異常判定プログラムを対策仕様に修正することになります。
リコール該当車輌は2019年12月〜2020年4月までに生産された2万7622台です。