トヨタ自動車は2016年4月7日、ダイナならびにトヨエース2t積系を一部改良した。ダイナは全国のトヨタ店(大阪地区は大阪トヨペット)、トヨエースは全国のトヨペット店(大阪地区は大阪トヨタ)を通じて、5月6日から発売を開始する。
今回の改良では、衝突回避や衝突時の被害軽減を支援するプリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付き)および車線逸脱による衝突事故の回避を支援するレーンディパーチャーアラートを標準キャブ(車両総重量5t未満の一部車型)に標準装備化。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能とした。
またプリクラッシュセーフティは先進安全自動車(ASV)に対する減税措置に適合し、車両安定性制御システムのVSCとあわせて装備することにより、自動車取得税は取得価額から525万円控除、自動車重量税は75%(初回のみ)減税される。ほかにもスマートエントリー(運転席・助手席アンサーバック機能付き)&スタートシステムをオプション設定とし、利便性を高めている。
さらにTECS(メーカー完成特装車)においてもベース車と同様な改良を施すとともに、新仕様のスライド式ダンプや荷台フロアの強度を高めたダンプを設定するなど、ラインアップを充実している。
一部改良したダイナならびにトヨエースの2t積系の主要車型と価格については、以下を参照。