【GAZOOレーシング】「GRヤリス」、「GRカローラ」向け アップグレード商品の発売開始

GAZOOレーシングは2026年5月11日、「GRヤリス」、「GRカローラ」向けに、従来の「サーキットモード」から進化したソフトウェア・アップグレード「GRヤリス/GRカローラ パフォーマンス・ソフトウエア・シリーズ」と「GRカローラ」のアップグレード商品「GRカローラ パフォーマンス・アップグレード」を発表し、5月13日からGRガレージで発売する。

【GRヤリス/GRカローラ パフォーマンス・ソフトウエア・シリーズ対象車種】
GRヤリス  24年4月~25年4月販売モデル(24式)
      25年5月~26年3月販売モデル(25式)
GRカローラ 25年3月~25年10月販売モデル(25式前期)
      25年11月発売現行モデル(25式後期)

【GR ヤリス/GR カローラ パフォーマンス・ソフトウエア・シリーズ】
アクセルレスポンス、4輪駆動力配分、カップリング・プレトルクなど走りのスタイルに合わせてセッティングし、GR Garageでの施工後、専用のスマートフォン・アプリから各種設定が可能になる。

GRらしい走りを公道で安全に楽しむための「ストリート」、サーキットで自分好みに設定、思いのままにクルマを操るドライビングプレジャーを追求した「サーキット」、精密な調整で競技での走りを追求できる「コンペティション」の3種類のソフトウェアを用意した。

「ストリート」は、従来はサーキットモードで使用できる「シフトタイミングインジケーター」が公道でも使用可能となり、従来の7ステップ、ギア比連動表示の他、3ステップまたは4ステップの表示方式も設定可能になった。また、「アクセルレスポンス」、「4輪駆動力配分」、「カップリング・プレトルク」、「ステアリングアシスト」の設定を自分の好みに変更、調整が可能になる。

そして「サーキット」は、「ストリート」の機能に加え、6MT車には「フラットシフト」機能を追加。アクセルを踏んだままクラッチ操作をすることでシフトアップが可能となる。また、ターボラグを軽減する「アンチラグ」機能は、過給圧を引き上げる強度レベルの選択肢に、サーキットモードでは用意のなかった「強+」を追加し、無/弱/中/強/強+の5段階の設定としている。

GR-DAT車は、変速制御の変更により、シフト操作時の応答性を高め、サーキット走行に、より特化したシフト選定を実現。

「シフトタイミングインジケーター」は、サーキットでの使用時において、“ストリート”より細かくシフトアップタイミングを設定可能。

「コンペティション」は、GR-DAT車のシフト操作時の応答性が向上し、従来パドル操作が必要だった1速へのシフトダウンも自動で積極的に行なう制御を採用し、競技において1速高回転を有効活用ができる。

4輪駆動力配分は、前後配分比70:30から30:70の範囲で1%単位で設定でき、カップリングトルクは0~299Nmの間において1Nm単位で設定が可能となる。そのため走りの好みやコースに応じたセッティングが可能になる。

「ステアリングアシスト」も様々な競技シーンで最適な設定をのための選択肢を用意。通常、ノーマル/Ecoモードに対して、スポーツモードはステアリングが重くなる設定。それに対し、GRヤリスでは、通常のノーマル/Ecoモードよりもさらに軽くなる設定が2段階あり、通常のスポーツモードよりもさらに重くなる設定と、ノーマル/EcoモードとSportモードの中間の3段階の設定の、合計でオリジナルも含めた8段階のステアリングの手応えをソフトウェア制御により実現している。

ユーザーは、ノーマル/Ecoモードとスポーツモードに対し、重さの割り当てを合計6種類の組み合わせから選択することができる。またGRカローラでは重さ3段階を組み合わせた3種類の組み合わせを選ぶことができる。

「競技用4WD設定」は、4駆制御モードセレクトのグラベルとトラックにおいて、4輪駆動力配分やカップリングプレトルク等の複数の設定値が変更される。グラベルは、車体の安定性を重視した「リヤ寄り/カップリングプレトルク強め」の設定に、トラックでは、旋回性を重視し「ややフロント寄り/カップリングプレトルク弱め」の設定に変更される。また、4WDシステムにおけるカップリング油温の保護制御等について、スポーツ走行を前提としたパフォーマンス最優先の設定に変更される。

なお、GRヤリス/GRカローラPパフォーマンス・シリーズ“コンペティション”は競技での使用を前提としているため、導入後の車両の4輪駆動システムに関わる故障・不具合は、メーカー保証対象外となる。

価格

【GRカローラ パフォーマンス・アップグレード】
2025年2月以前に販売されたGRカローラに施工することで、2025年3月以降発売のGRカローラと同じ400Nmのエンジントルクと4輪駆動力配分に変更するソフトウエアのアップグレードだ。

エンジンの最大トルクが30Nm増の370Nm→400Nmに向上。特にコーナー立ち上がりの加速で必要となる中速域でのトルクアップを実現し、2025年3月日本発売の進化型GRカローラ(25式前期)および2025年11月日本発売の進化型GRカローラ(25式後期)と同等の性能にアップデートできる。

4駆制御モードのアップグレード。フロント(前60:後40)、リヤ(前30:後70)、トラック(前50:後50)の3モードが、ノーマル(前60:後40)、グラベル(前50:後50)、トラック(前60~30:後40~70可変)の3モードとなり、GR-FOURの前後輪の駆動力配分が変更される。併せて4WDモードセレクトスイッチも交換され、モード名表記も変更される。

なお、ソフトウェアの変更と、ハードウェア(ブレーキダクトとNACAダクト付きアンダーカバー)の追加がセットとなっている。車両およびオプション装着状態によって、追加で必要となるハードウェアと取り付けが異なるため価格が異なっている。

価格

トヨタ GAZOOレーシング 関連記事
トヨタ GAZOOレーシング 公式サイト

自動車技術会
ページのトップに戻る