【WEC2017】トヨタ ル・マン24時間レースの7号車にサラザン選手を起用

2017年5月16日、トヨタGAZOOレーシングは、6月17日〜18日に開催されるFIA世界耐久選手権(WEC)第3戦 ル・マン24時間レースのドライバー編成の変更を発表した。

7号車を担当する小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザン組
7号車を担当する小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザン組

トヨタGAZOOレーシングは今回のル・マン24時間レースで初の3カー体制で臨むが、小林可夢偉とマイク・コンウェイ、ステファン・サラザンの3人で戦う。

第2戦スパ6時間レースでは、可夢偉とマイクの2名体制で7号車は戦ったが、ル・マンでは最も経験の豊富なベテランのステファン・サラザン選手が3人目のドライバーとしてステアリングを握ることとなった。2016年のル・マン24時間レースでは、2位表彰台を獲得し、シーズンランキングでも3位に入った3人の組み合わせで、再びル・マンに挑戦することになる。

8号車を担当する中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン組
8号車を担当する中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン組

8号車のドライバーは中嶋一貴、セバスチャン・ブエミ、アンソニー・デビッドソン選手の3名で変更はなく、3年目となるこのトリオによって、昨年の雪辱を果たすべく、ル・マンでの初制覇を目指す。

9号車を担当する国本雄資、ニコラス・ラピエール、ホセ・マリア・ロペス組
9号車を担当する国本雄資、ニコラス・ラピエール、ホセ・マリア・ロペス組

9号車は、国本雄資、ニコラス・ラピエール、ホセ・マリア・ロペス選手の組み合わせだ。ホセ・マリア・ロペス選手はシルバーストン6時間レースで7号車をドライブしてクラッシュ。第2戦のスパ・フランコルシャン6時間レースを欠場した。ロペス選手は昨年までWTCCのシリーズチャンピンを3年連続で獲得しているが、ル・マンを制するには、ベテラン、サラザン選手の経験が必要。ロペス選手には経験だけが不足していると判断してのメンバー編成変更だ。

なおル・マン24時間レースの後、チームは再び2台体制になりWECチャンピオン獲得に向け、以降のシーズンを戦うが、第4戦以降のロペス選手は、再び小林、コンウェイ選手と共に7号車をドライブすることとになるという。

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