2026年3月15日に最終日を迎えたFIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦「サファリ・ラリー・ケニア」で、トヨタGAZOOレーシングワールドラリーチームのGRヤリス・ラリー1に乗る勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が総合優勝をした。
勝田貴元/アーロン・ジョンストン組がWRCで総合優勝したのは初となる。

このラリーでデイ2時点では勝田/ジョンストン組は7番手につけており、同じトヨタGAZOOレーシングワールドラリーチームのオリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組が1位、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組が2位、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が3位と上位を独占していた。

しかしラリー3日目に、オリバー・ソルベルグ/エリオット・エドモンドソン組、セバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(1号車)、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(33号車)が揃ってデイリタイアとなった。
この日の走行ステージは悪路、泥濘路が続き、上位組が次々に大きな車両トラブルに襲われ、修復不可能な状態になり脱落して行ったため、結果的に勝田貴元/アーロン・ジョンストン組がトップに立っつことができたのだ。

そのため最終日の時点で2位以下に大きな差をつけていた勝田貴元/アーロン・ジョンストン組は、確実性を最優先して走行を続け、優勝をものにした。
日本人ドライバーがWRCで総合優勝をしたのは、アフリカのラリー・コートジボワールを1991年と1992年に制した篠塚建次郎選手以来の快挙となる。
また勝田選手はトヨタGAZOOレーシングワールドラリーチームに所属し、これまでサファリ・ラリー・ケニアに5回出場して3回表彰台に立ってきた。2021年はWRCでの初ポディウムとなる総合2位を獲得し、2022年は総合3位に。2024年は再び総合2位を獲得している。

今回の勝田の勝利により、トヨタGAZOOレーシングワールドラリーチームはサファリ・ラリーが2021年にWRCのシリーズに復活してから負けなしの6連覇を達成。トヨタとしては通算14回目のサファリ・ラリー制覇となっている。















