トヨタ ウーブン・プラネット社がアメリカの高精度マップ技術会社を買収【動画】

トヨタの子会社であるウーブン・プラネット・ホールディングスは2021年8月18日、自動運転モビリティのための高精度地図など、次世代道路情報解析に強みを持つ、CARMERA, Inc.(カーメラ)を買収することに合意したと発表しました。今回の買収は、ウーブン・プラネットにとって2021年4月に公表したリフト社の自動運転部門「Level5」の買収に続く大型買収となります。

買収完了後、カーメラ社のチームはウーブン・プラネット傘下の事業会社であるウーブン・アルファの自動地図生成プラットフォーム(Automated Mapping Platform:AMP)チームと協働することになります。

ウーブン・アルファは、事業拡大に向けた新たな戦略領域を探索し、オープンソフトウェアプラットフォームのAreneやウーブンシティなどの革新的なプロジェクトを推進しています。その中で自動地図生成プラットフォームは安全で快適な自動運転を実現するために重要な高精度地図の生成や更新、提供を行うクラウドソース型のソフトウェアプラットフォームとなっています。

ウーブン・アルファは、道路や車線まで含むグローバル規模の高精度地図プラットフォームへと自動地図生成プラットフォームを進化させ、それぞれの地域に適した高精度な地図を使用して安全な自動運転を支援することを目指すとしています。

今回の買収により、高精度地図の開発におけるトップクラスのエンジニアをチームに加え、研究開発から商業化への移行を加速させることになります。さらに、地図の更新や変化点の管理、IoTセンシング技術など、カーメラ社の先進技術を活用することも可能となっています。

今後はカーメラ社の知見を活かし、クラウドソース型のカメラから取得したデータを活用することで、従来の方法と比較してより低コストかつ迅速に変化点を抽出し、高精度地図を更新できるようになります。

これにより、自動地図生成プラットフォームでは、道路や車線、信号や道路標識などの変化点をほぼリアルタイムで地図に反映。道路の区分や特徴などを包括的に地図に取り入れる機能の強化が可能となり、将来的には様々な地域における自動運転の商業化が実現できるようになるわけです。

カーメラ社はウーブン・プラネットの子会社となり、ウーブン・プラネットは東京本社だけでなく、シリコンバレーやロンドンに加え、ニューヨークやシアトルにもオフィスを構え、その活動範囲をグローバルに拡大する計画です。

今回の買収により、トヨタは傘下のウーヴン・プラネットを通し、自動運転技術に関してはアメリカのベンチャー「Level5」、「カーメラ」の技術を活用して展開していく戦略が明らかになったと考えられます。

カーメラ 公式サイト

ウーヴン・プラネット・ホールディングス 公式サイト

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