トヨタ自動車は、1月のトヨタ、ダイハツ工業及び日野自動車の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
国内生産では、トヨタは25.3万台(前年同月比101.1%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。ダイハツは7.4万台(前年同月比107.5%)と、21ヶ月連続で前年同月実績を上回った。日野は11.4千台(前年同月比103.1%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。合計は33.8万台(前年同月比102.5%)で、4ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
国内販売は、トヨタは11.3万台(前年同月比95.7%)と、前年同月実績を下回っている。そのうち、レクサスブランド車の販売は6448台(前年同月比159.7%)、軽自動車の販売は2384台(前年同月比108.4%)であった。除軽市場におけるシェアは45.5%(前年同月差+0.5ポイント)で、含軽市場におけるシェアは28.3%(前年同月差−1.1ポイント)であった。
ダイハツは5.35万台(前年同月比111.1%)と、10ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。そのうち、軽自動車の販売は5.14万台(前年同月比109.4%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回った。軽市場におけるシェアは33.0%(前年同月差+0.3ポイント)である。
日野は4.6千台(前年同月比105.0%)と、3ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。そのうち、普通トラックの販売は2.2千台(前年同月比97.9%)と、前年同月実績を下回った。輸入車を除く最大積載量4t以上のトラックの市場である普通トラック市場におけるシェアは39.6%(前年同月差−0.3ポイント)であった。
合計は17.1万台(前年同月比100.3%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。含軽市場におけるシェアは、42.9%(前年同月差+0.3ポイント)である。
輸出については、トヨタは北米・中南米・欧州・アジア・中近東・アフリカに向けた輸出が増加し、13.8万台(前年同月比113.3%)と、4ヶ月連続で前年同月実績を上回っている。ダイハツは2017年5月より輸出が0台で、日野は中南米・欧州・アジア・オセアニア・中近東に向けた輸出が減少し、5.2千台(前年同月比96.6%)と、7ヶ月振りに前年同月実績を下回っている。合計は14.3万台(前年同月比112.6%)と、6ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
海外生産は、トヨタはアジア・アフリカで増加し、48.4万台(前年同月比101.8%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回るとともに、1月としては過去最高であった。ダイハツはインドネシアで増加し、3.5万台(前年同月比108.4%)と、6ヶ月振りに前年同月実績を上回っている。日野はアジアで増加し、3.5千台(前年同月比114.8%)と、7ヶ月連続で前年同月実績を上回った。合計は52.2万台(前年同月比102.3%)で、3ヶ月振りに前年同月実績を上回るとともに、1月としては過去最高であった。