来る2012年10 月12 日から14 日にかけて、静岡県の富士スピードウェイで開催される世界耐久選手権・第7 戦の「6 Hours of Fuji」(富士6 時間耐久レース)は、ル・マン24時間レースの迫力を日本でも再現ということで期待が集まっている。さらにこのレースでは充実した場内放送の解説&ゲスト陣が登場することや、盛りだくさんの会場内イベントが展開されることも明らかになった。
まず場内放送では、ワンセグ放送からの映像とタイミングモニターにより、レースの状況がリアルタイムで把握できる。解説にはカーデザイナーの由良拓也氏と、レーシングドライバーの石浦宏明選手が担当。同じく松田次生/平手晃平/ロニー・クインタレッリの3選手もゲストとして出演予定だ。また決勝レースではル・マンFM放送による英語での実況のほか、ジャーナリストの両角岳彦氏とF1解説でもおなじみの小倉茂徳氏によるマニアック解説もオンエア予定だ。
予選日のコース上では、日本車として唯一ル・マン24時間レースを制したマツダ787Bや、ル・マンに縁のあるクラシックカーによるデモ走行「レジェンド・スピリッツ」が披露される。また決勝日にはル・マン24時間などに出場したドライバーによる「ル・マン/WECレジェンドトークショー」が行われるほか、スタートセレモニーでは陸上自衛隊富士学校の音楽隊が国歌を演奏し、地元の女子高生を中心に選抜された29名がグリッドガールとして登場する。
また、レースウイークのイベント会場では、マツダ787Bやトヨタ91C-V、日産R92CPなど、かつてル・マンでも活躍したグループCカーの車両展示を実施。ワールドマーケットではイギリス名物の「フィッシュ&チップス」など、世界のグルメも堪能できる。
その他、美人サックス奏者として知られる小林香織さん、ヴァンヘイレンのカバーバンドの「ヴァンヘイサン」、パフォーマンスユニットの「パオバオ堂」によるミュージックライブも開催。子ども向けにはイベントステージでのキッズプレゼントクイズ大会、キッズウェアではラジコン体操への参加も可能だ。
一般観戦チケットは前売りなら大人シングル7,500円、大人ペア券13,500円で、中学生以下は保護者同伴に限り無料。詳細は以下の大会公式サイトか富士スピードウェイ公式ホームページにて。