スズキは2018年9月27日、2018年8月の四輪車の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
生産
8月に国内で生産された台数は77,161台で国内向けの生産が増加。これは前年同月比109.6%で、前年同月比は4カ月連続での増加で、これは8月として過去最高を記録した。
一方、海外生産では、インド、ハンガリーなどでの増加傾向が続き、8月実績の208,014台は前年同月比で107.1%と、20カ月連続増しての前年同月比を上回っており、こちらも8月として過去最高を記録している。
この海外生産の伸びに支えられる形で、世界生産も285,175台と好調を維持しており、前年同月比は20カ月連続増の107.8%。また2018年累計でも2,360,745台は前年同期比107.8%と好調を示している。
販売
国内販売は新型スペーシアの好調に加え、新型ジムニーが大きく伸びており、軽四輪車の8月実績は41,181台で、これは前年同月比で111.2%と、5カ月連続の増加となった。
登録車は軽四輪車の1/5程度とやや減少しつつあるものの、12カ月連続増しての前年同月比増加と好調を維持している。新型クロスビーの上乗せ、新型ジムニーシエラの増加等で、8,611台で前年同月比で121.1%と8月として過去最高となった。
合計49,792台という販売台数も、前年同月比112.8%で、5カ月連続しての増加と順調な販売傾向が続いている。
輸出
輸出は、7月実績が前年同月比77.0%と大きく前年比割れしており、8月はやや復調したものの、実績は16,725台、前年同月比85.6%で2カ月連続の減少となっている。これは欧州向け等が減少した影響によるもので、2018年累計(1〜8月)でも累計125,649台で前年同期比95.0%となり、前年割れから回復までには至っていない。
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