スバル 米で人気のシリーズ第3弾「クロストレック ウィルダネス」発表

スバルは2023年4月5日、ニューヨーク国際モーターショーで2024年型モデルの「クロストレック」の新たなバージョンとして新型「クロストレック ウィルダネス」を発表した。

「ウィルダネス」シリーズは、2021年3月に発表した「アウトバック ウィルダネス」、2021年9月に発表した「フォレスター ウィルダネス」に続く、よりタフなSUV性能を強調したモデルで、今回の「クロストレック ウィルダネス」はシリーズ第3弾となるモデルだ。これまでのウィルダネス・シリーズは好評を得ており、スバルのクロスオーバーSUVモデルの中のサブブランドとして確立されつつある。

「クロストレック ウィルダネス」は、シリーズで最もコンパクト・サイズながら本格的なSUV性能を備え、都会からアウトドアシーンまで幅広く使えるクロスオーバーSUVという、ベースのクロストレックの価値を保ちつつ、オフロード性能の高さを予感させるタフでワイルドなデザインと、より高い悪路走破性、機能性を強化させている。

デザインでは、専用のフロント&リヤバンパー、ヘキサゴングリル、拡大したホイールアーチ・クラッディング、ヘキサンゴンモチーフのLEDフォグランプなどを装備。さらに、アナダイズドイエローのアクセントやブラックカラードドアミラー、専用デザインのホイールを装備。また、ボディカラーには、ガイザーブルーをラインナップに加えている。

パワートレインは、185ps/239Nmを発生する2.5LのFB25D型水平対向4気筒エンジンを搭載。レシオカバレージを拡大し、ファイナルギヤ比をローギヤ化(3.70→4.11)したリニアトロニックCVTを組み合わせることで、駆動力を高め登坂性能を向上。さらに、CVTの制御変更により、低速走行時や滑りやすい路面を走行する際の安定的なトラクションを確保し、走破性を向上させている。また、CVTフルード用の空冷オイルクーラーを追加することで、標準モデルの約2倍の牽引能力を実現している。

最低地上高は、標準のクロストレックから約15mmアップさせ約236mmという高い地上高を確保し悪路走破性のポテンシャルを向上。フロント&リヤのダンパーの専用チューニングに加え、不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するオールテレーンタイヤを装備することでタイヤの接地性を高め、最低地上高を拡大しながらも安定した走行を実現している。また、タイヤはヨコハマタイヤの17インチサイズのジオランダー・オールテレインを装着。

クロストレック標準モデルとの比較(インチ)

もちろんアイサイトを装備し、衝突回避アシスト機能、後退時自動ブレーキ機能なども備えている。

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