富士重工業は、「WRX」シリーズを一部改良し、2016年5月11日から販売を開始することを発表した。導入3年目となる今回の改良では、インテリアの質感と静粛性を向上し、商品力を強化している。
具体的な改良点は、ルーフトリムの素材を従来の不織布からトリコットに変更しインテリアの質感を向上。また、リヤワイパーブレードの形状を空気抵抗の少ないエアロタイプの形状とすることで、リヤワイパーによる不快な風切り音を従来型比で85%低減している。
さらに、フロントドアガラスの室内側ショルダー部ウェザーストリップを2枚化することで、風切り音やロードノイズといった室内への透過音を低減し、静粛性を高めるなど、より高い質感を実現する仕様とした。
なお、今回の改良ではパワーユニット系のほか、S4とSTIのラインアップやそれぞれのグレード構成にも変更はない。