スバル STIギャラリーがリニューアル・オープン

スバルのモータースポーツ統括会社「スバルテクニカインターナショナル:STI」は、東京都・三鷹市のSTIギャラリーを拡張し、2019年9月21日にリニューアル・オープンする。一般公開に先立ち、前日20日にメディア向けに公開された。

スバル STIギャラリーがリニューアル・オープン

ギャラリー概要

新たなリニューアルの意義を語る平岡泰雄STI社長
新たなリニューアルの意義を語る平岡泰雄STI社長

STI本社の一部にあるSTIギャラリーは2019年1月にリニューアルし、これまでSTIがモータースポーツ活動で獲得したトロフィーの展示や、STIの歩みを振り返ることができる年表の展示などをしている。また、来場者との接点の強化を目的に、メッセージが書き込めるスペースの設置などを行ない、多くのファンが来場していた。

獲得した歴史的トロフィーと、下段はミニカーによる年表
獲得した歴史的トロフィーと、下段はミニカーによる年表

今回の2度めのリニューアルでは、来場者に特別な体験や思い出を作ることができることを目的に、ラリーやレースに参戦した新たにSTIにまつわる貴重な物品の展示や書籍コーナーを新設。さらに、GT用エンジンや部品の展示、様々なイベント実施可能ブースなどを設置した。

歴代のラリー車やニュルブルクリンク24時間レース出場車も展示
歴代のラリー車やニュルブルクリンク24時間レース出場車も展示

そして来場者は、実際にラリー車両などにも触れることができ、ユニフォームを着たり、コクピットに座ったりと、ファンがSNS発信をしやすいように、配慮もされている。

また、土曜日、日曜日には、STIの歴史や商品に精通したSTIアンバサダースタッフが来場者に対応し、様々なエピソードを話すことがあるなど、「STIの聖地」として世界中のファンとスバル、STIのコミュニケーションの場となることを目指すとしている。

世界ラリー選手権で3連覇を果たした久世初代社長の足跡コーナー
世界ラリー選手権で3連覇を果たした久世初代社長の足跡コーナー

今回のリニューアルを記念し、企画展示第1弾として「STIを知る その1 黎明期 1988年-1998年」と題した展示を実施。久世隆一郎がSTI初代社長として、WRC活動を展開し、世界チャンピオンを獲得するなど多くの実績を残した半生をパネルなどで紹介している。

すでにこれまでもSTIギャラリーは、日本のファンはもちろん、世界各国からも熱心なファンが訪れているが、今後はよりオープンに、多様な手段でファンが楽しめるギャラリーになっている。

【STIギャラリー】

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