スバルは2021年8月19日、グローバルモデルのSUV「フォレスター」をビッグマイナーチェンジし、正式発表しました。今回の大幅改良モデルはすでに6月に予告され、先行予約を受け付けています。なお今回のビッグマイナーチェンジで、フォレスターの年改呼称はDタイプとなっています。
今回の大幅改良では、デザインを見直し「DYNAMIC×SOLID」コンセプトをベースに「BOLDER(大胆さ)」的な要素を強調。バンパー、グリル、ヘッドライト形状などフロントフェイスや新デザインのアルミホイールを採用し、よりSUVらしさを主張しています。
走行性能では全グレードでサスペンションを改良し、しなやかさとスポーティさを高次元で両立させています。さらに走行状態に変速制御を合わせるアダプティブ変速制御「e-アクティブシフトコントロール」をe-BOXER搭載の全グレードに拡大展開しています。
安全性能では、新型レヴォーグから採用された「新世代アイサイト」を搭載。ステレオカメラの広角化やソフトウェアの改良により、運転支援システムの機能を大幅に強化しています。またヘッドライトはアレイ式アダプティブドライビングビームを新設定しています。
この他に、悪路走行時に使用するX-MODEの制御を改良。従来は40kmを超えると自動で解除され、新型はスタンバイモードに入ることで35km以下になるとX-MODEが自動で再起動するように改良されています。
この他にドライバーモニタリングシステムにジェスチャーコントロール機能を追加し、モニタリングカメラを使用して手のひらの上下でエアコン温度変更ができるようになっています。
なお新型フォレスターは、政府が定める「サポーカーSワイド」に適合しています。