ダイハツは2021年4月15日、軽自動車スーパーハイトワゴンの「タント」、OEMモデルのスバル「シフォン」のエンジン制御ECUのプログラムに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合情報は市場からの10件の報告によるもので、ターボ車のエンジン制御ECUのプログラムで吸気管圧力センサーの異常判定の設定が不適切なため、山岳地の気圧の低い環境下で減速した際に誤ってセンサー異常を検出することがあるというものです。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行中にエンジン警告灯が点灯するとともに横滑り防止装置が作動しなくなる恐れがあります。
対策は該当車のエンジン制御ECUのプログラムを書き換えることになります。
該当車両は2020年12月~2021年2月の間に生産されたタント、OEMモデルのシフォンの2車種で、合計9728台です。