スーパーGT第3戦 鈴鹿サーキット 3位を獲得した原動力は理屈を覆すマシンづくりだ

スバル STIの先端技術 決定版 Vol.15

SUBARU BRZ GT300は開幕から3戦目で表彰台に立った。2017年の終盤からマシントラブルによるリタイヤが続き、この表彰台を獲得という結果は不完全燃焼だったチーム状態を明るくした。マシン開発において、2018年シーズンは抱えていたトップスピードの改善に向け開発が始まった。主催者による性能調整があるため、エンジン出力を上げることが不可能なレギュレーションである以上、空力特性の大幅変更を行ないトップスピード上げていくしかない。しかし、空気抵抗を減らせばダウンフォースも減るという理屈を覆すには時間が必要だった。が、ついに3位表彰台を獲得し、トップ争いができる土俵にあがったと言っていいだろう。

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