【リコール】日産 セレナやエクストレイルなどECOモーターの不具合でエンジン停止のおそれ

日産自動車は2023年1月27日、旧型セレナなど3車種のスターター/ジェネレーターに不具合があるとしてリコールを届け出た。

このリコールは市場からの2365件の報告により行なわれている。不具合の内容は、アイドリングストップ付モデルのECOモーター(スターター/ジェネレーター)の内部ベアリングのシール仕様が不適切なため、シール性能が不足し異物が侵入するとベアリングが破損し異音が発生することがあり、そのまま継続して使用した場合、ECOモーターが故障しエンジンが停止するおそれがあるというもの。

万が一、周辺部品に整備時などでこぼれたエンジンオイルなどの可燃物がある場合、ECOモータ故障に伴う熱風と火花が開口部から吐出し周辺部品が焼損することがあり、最悪の場合、火災にいたるおそれがある。

対策は、該当する全車両のECOモーターを対策品に交換することになる。対策品の準備ができるまでの間、遮熱カバーを取り付け、部品準備ができしだい改めて対策品に交換することになる。

該当車両は2010年9月〜2017年6月の間に生産されたECOモーター式アイドリングストップ付のセレナ、エクストレイル、ランディの3車種で、合計27万7462台。

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