ルノーと日産のEVが累計35万台の販売数を達成

2010年12月に日産自動車がリーフを発売してから5年8カ月、ルノー・日産アライアンスが販売するEVが、2016年8月に累計35万台となった。これは世界で販売されたEVの半数となる数字。そのうちリーフは累計23万台以上を販売している。

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またルノーはヨーロッパでもっとも販売台数が多いEVブランドとなっている。現在そのラインアップは、日産がリーフとe-NV200、ルノーはゾエとカングーZ.E.、セダンのSM3Z.E.、2シーターのトゥイジーとなっている。

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ちなみに日産自動車が販売したリーフの地域別台数は、アメリカが9万7000台、日本が6万8000台、ヨーロッパが6万1000台。またルノーのカングーZ.E.はすでに累計10万台を販売。2016年上半期の販売台数は前年比32%アップとなっていて、現在ヨーロッパを走るEVの4台に1台はルノーブランドとなっている。今後は自動運転技術も含めて、ゼロ・エミッションとゼロ・フェイタリティ(死亡事故)の実現を目指していくということだ。

編:自動運転の目的は事故ゼロと環境問題への対応という要件があり、EV車はその両方への対応がしやすいという側面がある。内燃機関よりも反応のよい電気モーターの特性は自動運転でも大きな意味をもっている。

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