日産のサブスク「おまとめプラン」スタート

日産自動車は2022年11月21日、新車を所有する上で必要な諸費用をまとめ、月々の定額利用料払いの「おまとめプラン」を、販売会社で発売した。「おまとめプラン」は、日産の金融子会社である日産フィナンシャルサービスが運用する金融商品だ。そしてこれに先立ち、10月よりシニア向けあんしん特約付き残価設定型クレジット「ほっとプラス」の取り扱いも開始している。

今回発売する「おまとめプラン」は、新車取得時にかかる車両代金、登録諸費用に加え、クルマの利用で必要な各種税金、車検や定期点検、消耗品の交換、故障修理などの諸費用、さらには自動車保険も組み込んで、定額の月額利用料として支払うサブスクリプション商品だ。

車両本体価格から車両の残価を差し引いた額と、その他諸費用を足した総額を契約月数で割った金額が、支払う月額利用料金となる。

この「おまとめプラン」を選択すると、クルマを維持するためのトータルコストを見通すことができ、さらに、クルマを所有する際のまとまった金額の負担に対する不安や、維持管理上の煩わしさを最小限に抑えることで、気軽に安心してクルマを使用できるわけだ。

通常は必要になる車両維持費、車検法定点検はもちろん、消耗品(夏タイヤ、ワイパーゴムなど含む)、油脂類交換まで含めたフルメンテナンスが提供され、簡易メンテナンスパックで起こりがちな入庫時の追加負担もない。

またメーカー保証終了後のナビゲーション、ETC、ドライブレコーダーなどの純正部品に不具合が発生した場合、「一般修理」で対応され延長保証同等のカバーとなる。

サブスクリプションには自動車保険を組み込むがことが可能で、取扱代理店を日産販売会社とした場合は、日産カーライフ保険プランのサービスを契約期間中、受けることができる。また、保険の手続きはリース契約時のみとなるため、リース契約期間中は、毎年発生する自動車保険の更新手続きが不要となる。保険料は長期一括払保険となり、万が一の事故修理で保険を使っても期間中の保険料が上がることはない。

サスペンションスクリプションのプランは、スタンダードな3年、5年、7年契約に加え、3年目に所定の手数料を支払うことで新車に乗りかえができる「5年契約3年乗りかえプラン」を設定することもできる。

電気自動車の場合、国のCEV補助金申請手続きは日産フィナンシャルサービスが行ない、補助金交付相当額をリース料に減額反映するため、補助金メリットを享受できる。

さらに現状回復費用30万円(税込み)までは、車両返却時、傷などの修理などがユーザーの負担がない特約付きなのもメリットだ。

シニア向けあんしん特約付き残価設定型クレジット「ほっとプラス」

この商品は、クレジット申込時の年齢が60歳から80歳以下のユーザーが、万が一運転困難な状態になった場合でも、運転免許証を返納しクルマを購入店舗に返却すれば、その後のクレジットの支払が不要となるプラン。

長く運転を楽しみたいけれど、将来が不安で新車の購入を迷われているユーザーは、一定の手数料を負担することで、安心して最新装備のクルマに乗ることができる。

日産ファイナンス:https://www.nissan.co.jp/CREDIT/

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