そうなれば、野外でも電気のある生活が可能になるわけで、最近では三菱は、蔦谷家電と提携して「電気CAMP」を提案している。野外のキャンプは不便を楽しむという考えもあるが、日常生活を野外に持ち出すという遊び方もあるわけで、そうした「便利」を持ち出してみるのはストイックにならずにアウトドアを楽しめると思う。反対に、不便なアウトドアが一転して贅沢な遊びにすることだって可能になるわけだ。
つまり、動く電源だと思えばアウトランダーPHEVの魅力がさらに広がるのが伝わるだろう。電気を使って動かすものならなんでもアウトランダーPHEVにお願いすれば解決してくれるというわけだ。
最後に燃費についてお伝えすると、WLTCモードでの市街地モードは15.4km/L、郊外モードでは16.8km/L、高速走行では16.8km/Lとなっている。郊外モードと高速モードが同じ燃費になっているあたりもこのアウトランダーPHEVの賢さが現れているのだ。一般的には高速のほうが燃費は良く、郊外では若干燃費を落とすが、アウトランダーは郊外モード時はシリーズハイブリッドとパラレルハイブリッドが自動制御され、高効率な走行モードで走行しているので、高速走行と同じレベルの低燃費を稼いでいるわけだ。
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