三菱自動車は2019年11月18日、マイナーチェンジした「ミラージュ」を発表した。グローバル・コンパクトカーのハッチバック「ミラージュ」、セダン「アトラージュ」のデザインを一新した。最初に生産国のタイで販売を開始し、その他の地域でも順次販売する予定としている。またこのニューモデルは11月28日にタイで開催される「モーター・エクスポ2019」に出展される。
ダイナミックシールド・デザイン
新型ミラージュは、フロントマスクが大きく変更され、三菱のフロント・デザイン・コンセプトである「ダイナミックシールド」を採用。左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状と、フロントグリル部を水平・垂直基調のスクエアなラインで構成することで、力強さとシャープさを高めたフロントマスクとなっている。
ヘッドライトは、フロントグリルと連続した左右へと広がるデザインとし、フォグランプをバンパーサイドに配置するなど、ワイドで安定感のあるフロントデザインとなっている。
リヤデザインは、L字型のシグネチャーとしたLEDコンビネーションランプと、バンパーコーナー部に縦型のリフレクターを配置したスクエアな形状としてワイド感と安定感を強調。
ボディカラーは、ミラージュ、アトラージュにホワイトダイヤモンドを新たに設定。さらにミラージュには鮮やかなサンドイエローを追加した。
7インチ・ディスプレイオーディオを装備
インテリアはフロントドアトリムのデザインを見直し、アームレストには肌触りの良い生地巻きを採用。またスポーティなイメージのカーボンパターンのメーター文字盤とパワーウインドウスイッチパネルを採用。
7インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を採用し、Apple CarPlayに対応している。
シートは、最上級グレードにはファブリックと合成皮革を組み合わせたコンビネーションシートを採用。アトラージュには合成皮革を採用したモノトーン仕立てのシートを採用し、いずれもシートサイドにパイピングとステッチを追加することで上質さ向上させている。