三菱は2020年10月8日、電気自動車の「i-MiEV」の電動コンプレッサーに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は市場から58件の報告によるもので、エアコンの電動コンプレッサーのカバーの耐腐食性能が不十分であったため、コンプレッサー内部に水分が浸入することがあるというものです。
水分が侵入するとコンプレッサー内部で漏電が発生し、EV警告灯が点灯するとともにモーター出力が制限されることがあります。また、その状態で、停車後にPレンジにシフトすると電源が遮断され、走行不能となる恐れがあります。
対策としては、該当車両の電動コンプレッサーを対策品と交換することになります。
該当車両は2009年7月~2012年6月の期間に製造された「i-MiEV」で、合計9563台です。