三菱自動車は209年10月2日、サニックス(本社:福岡県博多区)と提携し「電動DRIVE HOUSE(ドライブ・ハウス)」を10月3日から東日本三菱自動車販売・世田谷店の地域で販売を開始すると発表した。
商品概要
「電動DRIVE HOUSE」は、太陽光パネルやV2H(電気自動車-家庭電源の接続)機器などで構成するシステムをパッケージ化し、電動車の購入と合わせて販売会社で販売・設置からアフターメンテナンスまでをワンストップで行なうサービスだ。
電動車による燃料代の節減はもとより、停電時での非常用電源としても使用できるなど、電動車を中心とした新しいエネルギーサイクルを実現することができる。
電動DRIVE HOUSEのメリットは、家庭に設置した太陽光パネルで発電したクリーンな電力を家庭の電力や電動車に使用することで、日々の燃料代・電気代の節約で、低炭素社会の実現にも貢献できることだ。また停電時には太陽光パネルで発電した電力や、電動車に充電された電力を家庭へ供給することができる非常用電源としても機能する。
具体的には、三菱の販売店で「電動車」の購入と合わせて「V2H機器」、「太陽光発電システム」、「専用電気料金プラン」の4つをパッケージ化し、販売・設置からアフターメンテナンスまでをワンストップ化しているのが特長だ。
「V2H機器」費用は手頃な価格設定のリース契約とし、「太陽光パネル」などを含むシステムは、設置費用を0円とする「専用電気料金プラン」を用意。それにより、簡単に自宅で「電動DRIVE HOUSE」を始められる内容となっている。また、電気料金は通常に比べやすくなり、月々の出費の節減にもなる。
なお今回は、東京都世田谷区の東日本三菱自動車販売・世田谷店に限定した販売開始となる。今後の展開拡大を見据え、サービス内容や関連会社間との連携、確実な市場の受容性など確認を行ない、安心して購入できるサービス体制の構築を目指すとしている。