三菱、タイでの累計生産台数500万台を達成

三菱は2018年6月4日、タイ王国における生産・販売会社であるミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)での累計生産台数が500万台を達成し、同国レムチャバンにあるMMThの工場で記念式典を開催したことを発表した。

三菱 ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh) タイ累計生産500万台達成

また式典には、タイのソムキット・チャトゥシーピタック副首相、在タイ日本国大使館の佐渡島志郎 特命全権大使、三菱の益子修CEOの他、多くの関係者が出席した。

ーー益子修CEOは、
「三菱が事業を始めて以来の、タイ政府や関係者の皆様によるご支援に感謝します。タイのマーケットには常に成長の可能性があります。政府による自動車産業を成長させるための長期的政策も、三菱の事業にとって大変心強いものです」
と話した。

三菱は1961年にタイで操業を開始。2003年に100万台、2010年に200万台、2013年に300万台、2015年に400万台の生産を達成している。そして今回、500万台目に生産された車両は、ミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」だった。

MMThからの車両の輸出先は世界120カ国以上に及んでいて、500万台のうち370万台が海外市場に輸出されている。MMThは三菱の重点地域であるASEANにおける生産・輸出拠点として、引続き事業を牽引していくことになる。

三菱 ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh) タイ累計生産500万台達成

【MMThの概要】
設立年月日:1987年1月
本社所在地:FYI Center Tower 1, 9th Floor, 2525 Rama IV Road, Klong Toei, Klong Toei, Bangkok 10110
工場所在地:Laem Chabang Industrial Estate, 199 Mu 3, Tambol Tungsukhla, Amphur Siracha, Chonburi 20230
代表者:一寸木 守一 (ちょっき もりかず)取締役社長 兼 CEO
資本金:70億バーツ
従業員数:約6,653名(2018年3月時点)
生産能力:424,000 台
生産車種:第1工場 – 「パジェロスポーツ」
第2工場 – 「トライトン」
第3工場 – 「ミラージュ」「アトラージュ」

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