2014年5月19日、マツダはロードスター誕生25周年を記念して、イギリスの「JOTA Sport(ジョタ・スポーツ)」と提携し、6月21日~22日にドイツで開催されるニュルブルクリンク24時間レースに、「Mazda MX-5(日本名:マツダ・ロードスター)」で参戦すると発表した。
レース用車両の製作やレースの運営はJOTA Sportに委託し、ドライバーはかつてル・マン24時間レースでマツダのドライバーとして活躍したステファン・ヨハンソン、ニュルブルクリンクのコースに造詣の深いヴォルフガング・カウフマン、MX-5で英国内の様々なレースに参戦してきたジャーナリストのオーエン・ミルデンホールに加え、国内のロードスター・パーティレース・チャンピオンの加藤 彰彬の4名で出場するという。
・チーム:マツダ・モータースポーツ・チームJOTA (http://www.jotagroup.com/index.php)
・車両&クラス:Mazda MX-5(V3カテゴリー:NC型ソフトトップベース 2.0L 自然吸気 無改造クラス)
なおニュルブルクリンク24時間レースのV3クラスは、多数のトヨタGT86、ホンダ・シビック、ルノー・クリオRSなどが出場し、無改造車でのプライベートチームのためのクラスとはいえ激戦区のひとつとなっている。今回の参戦の意義は、2015年以降の次期型ロードスターでの活動の布石の一つとも考えられる。