マツダは2019年7月18日に、Bセグメントのコンパクト5ドアハッチバック「デミオ」を、海外で使用されている「マツダ2」と車名変更し、予約受注を開始した。なお発売は9月12日が予定されている。
車両概要
マツダは、ブランド戦略の一環として、すでにアテンザをマツダ6に、アクセラをマツダ3に車名を変更しているが、第3弾として今回のデミオからマツダ2への車名変更した。その結果、デミオとしての生産は6月末で終了している。
マツダ2として改めてデビューするにあたり、エクステリアでは高輝度塗装で質感を高めた16インチ・アルミホイールを採用。グレードの15S Lパッケージ、XD Lパッケージに標準設定とし、15S PROACTIVE Sパッケージ、XD PROACTIVE Sパッケージ、15MBでメーカーセットオプションに設定している。
インテリアの装備では、新構造のフロントシートを採用し、運転席6ウェイパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能を15S L パッケージ、XD Lパッケージに標準設定。15S PROACTIVE Sパッケージ、XD PROACTIVE Sパッケージでメーカーセットオプションとした。
その他に、マツダ・コネクトをApple Carplay、Android Autoに対応できるように改良されている。
機能面では、G-ベクタリング コントロール プラスを新採用し、サスペンションのセッティングも改良している。また減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」をディーゼルエンジン、ガソリンエンジンにメーカーオプションとして設定した。
運転支援システムでは、「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」(全車速追従機能付)、「レーンキープアシストシステム(LAS)」、「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」をXD Lパッケージに標準設定。15S、15MB以外でメーカーセットオプションに設定している。