【マツダ】CX-30の黒い渋いヤツ「ブラックセレクション」で約500kmを走ってきました

みなさん、こんにちは。FMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」のDJ&モータージャーナリストの高橋アキラです。

今回のスタッフ通信はマツダCX-30に乗って、あちこちをドライブして判ったことをお伝えします。

これはCX-30の20S Black Selection AWD です。価格は323万5100円で外観はホイールとドアミラーがブラックカラーになってます。

ドライブした距離は484.4kmでレギュラーガソリンを35.72L使いました。13.56km/Lの燃費。カタログ燃費は15.5km/Lなので、まぁ、近似値かと。試乗ではアクセル全開の加速の確認とかするし、スポーツモードも試したりするので、こんなものかと。でも周囲はHEVが多いし、もう少し燃費良くしたいですね。

Black Selectionはシートもブラックになっています。生地は独特の手触りで汚れや水濡れに強そうな表皮ですね。

走行インプレッションは、とても滑らかでしっとりと走ります。高級車と言ってもいいほど。この風量調整も7段階もあって、この2段目の目盛りだと風の音がまったくしない高級仕様。大衆車でそうしたモデルは記憶にないですね。このあたりの出来栄えは◎です。

ナビ画面が大きくなりました。近年はタブレットサイズまであるので、驚くほど大きくはないけど、マップだけを考えれば十分なサイズ。Apple Car Playも繋がるので、利便性も良くなってますね。

ピアノブラックは高級でいいんだけど、写真でわかるかなぁ?指紋がさぁ、気になってくるんだよね。プチ潔癖症の自分としては。。。ドリンクホルダーはガタガタしないような配慮もあってよい。

非接触のスマホ充電も備わりました。が、スマホが熱くなるのが心配。。。80%以上残量あると充電はされないけどめっちゃ熱い。充電しないのはiphoneの方で制御していると思うけど、最近バッテリー問題が多いし「大丈夫?」ってちょっと心配になるほど熱くなってた。

トランクは電動パワーゲート。このクラスにしては高級装備だね。だけど荷室の掃き出し部に段差があるので、重い荷物を入れるとしんどい。引きずって出せないし、入れられない。ちょっと気になるポイント。

オーディオがBOSEを搭載しているけど、ラジオを聴くと残念な音質。昔のAM感があって、安っぽい音なのだ。センターコンソールにある「オートブレーキホールド」のスイッチはエンジンを切ると解除されてしまう。乗るたびにスイッチを入れる手間が気になる。

USB-Cが2口。場所が使いにくい。助手席の人はいいだろうが。せめてダッシュボードにも欲しい。アームレストはスライドするので、USBを使っていない時はクローズ?する。

ADAS系の操作はここで。でも、誤作動がある。坂道の登りで急ブレーキがかかったし、段差がある駐車場からの出入りではアラートが鳴る。安全のしきい値の設定なんだけど、欧州車とはマージンの取り方が安全指向というか、言い訳指向にも感じる。万が一の事故の時、作動しなかった、鳴らなかったというリスク回避に思える設定。

エンジンはSkyactiv-G。静粛性が高くて滑らかに走るけど、やはり、もうちょいトルクが欲しいかなぁ。80km/h巡行からの加速でキックダウンするし、特に高速走行で感じるトルク不足。156ps/199Nmで車重は1500kg。スペックのパワーを感じにくいかなぁ。でもしっとり走ります。

じつは、こんな場所へ行きました。日産の追浜にあるテストコース。追浜工場は生産しなくなるけど、テストコースなど他の施設はそのまま継続するので一安心。

じつはもてぎリゾートにも行きました。背景のクルマ分かります? さてなんでしょう笑
こちらは別の機会に紹介します!

以上、厳し目のコメントが多いですが、参考までに。モータージャーナリストの高橋アキラでした。

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