マツダ CX-3の商品改良を発表 走り、静粛性、安全支援システムをグレードアップ

CX-3 XD L Package
XD L Package

2016年10月14日、マツダはコンパクトクロスオーバー「CX-3」の商品改良と特別仕様車「XD Noble Brown(ノーブル・ブラウン)」を発表し、11月24日から発売すると発表した。

CX-3は2015年2月に発売し、同年12月に一部改良を行なっている。今回は2回目の商品改良で、エクステリア、インテリアの小改良と、新世代車両運動制御技術「スカイアクティブ・ビークルダイナミクス」の第一弾となる、「G-ベクタリング・コントロール(GVC)」を採用している。GVCはドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを緻密に変化させることで横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロールするこれまでになかった新しい制御技術だ。

またディーゼルエンジンは、従来からピストンピン部に採用されているナチュラル・サウンド・スムーザーに加え、燃料噴射タイミングを制御することで、ノック音の発生そのものを抑制する「ナチュラル・サウンド周波数コントロール」を全車標準装備としている。

シャシーでは、フロントのロアアームとスタビライザーのブッシュ改良、リヤのトーションビームのブッシュ変更、前後ダンパーのチューニング、パワーステアリングの特性の見直しなどを行なっている。

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XD L packageのインテリア

静粛性の向上策として、ダッシュインシュレーター、トンネル部インシュレーター、トランクサイドやドアトリムなどに吸遮音材を追加している。

インテリアでは、運転席10Wayパワーシート&シートメモリーを「XD L Package」に標準装備。「XD PROACTIVE」にメーカーセットオプションとして設定。また細部ではステアリングホイールの形状を変更している。

アクティブ・ドライビング・ディスプレイの表示画面は、上部に走行環境情報を、下部に車両情報を集約・区分。表示はフルカラー・高輝度・高精細・高コントラスト化し視認性を改良し「XD PROACTIVE」、「XD L Package」に標準装備している。

さらにカメラによる歩行者検知が可能になった「アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンスドSCBS)」を全車標準装備としている。カメラの検知能力は、車両検知で約4~80km/h、歩行者検知で10~80km/hまで拡大。また後退時の衝突被害軽減機能も追加されている(「XD L Package」に標準装備、「XD PROACTIVE」にメーカーセットオプション)

先進安全装備として、交通標識認識システムも追加され、制限速度以外に進入禁止や一時停止標識も表示される(「XD PROACTIVE」、「XD L Package」に標準装備)

ヘッドライトは「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を採用。対向車や前方車両に配慮した自動配光や、速度域に応じた最適な配光なをLEDセグメントで制御するシステムだ。(「XD PROACTIVE」、「XD L Package」に標準装備)

なおこのCX-3は、広島工場に加え、防府工場、さらにタイ工場での生産も決まり、グローバル市場に向けて増産体制を整えている。

■特別仕様車「XD Noble Brown」

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特別仕様車「XD Noble Brown」

特別仕様車「XD Noble Brown(クロスディー・ノーブル・ブラウン)」はXD L PackageのATモデルをベースに、ブラウンのインテリアカラーにグレーのアクセントと硬質な金属加飾を組み合わせるたスペシャルモデル。

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シート素材に、高級革ナッパレザーと質感高いスエード調人工皮革を採用。また高輝度ダーク塗装を施した専用アルミホイールを採用している。

CX-3価格・諸元表

CX-3価格表

マツダ CX-3 アーカイブ

マツダ公式サイト

COTY
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