マツダ、第12回キッズデザイン賞において経済産業大臣賞など受賞

マツダは2018年9月25日、このたび、第12回キッズデザイン賞において、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン「死角にいる子どもを守る、人間中心の設計思想に基づいた 360°ビュー・モニター」が経済産業大臣賞(子ども部門、優秀賞)を、「マツダで働く『ひと』の力で、地域への貢献を目指すスペシャリストバンク制度」がキッズデザイン賞を受賞したことを発表した。
 
マツダの自動車技術が同賞を受賞するのは、2014年の「子ども視点で開発する MAZDA TECHNOLOGY FOR KIDS」(内閣総理大臣賞)以降、5年連続となります。
キッズデザイン賞とは、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に創設された顕彰制度で、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められる。
キッズデザインマーク

「キッズデザインマーク」

受賞対象(応募作品名)
・子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門(子ども部門):経済産業大臣賞賞(優秀賞)
 「死角にいる子どもを守る、人間中心の設計思想に基づいた360°ビュー・モニター」

死角にいる子どもを守る、人間中心の設計思想に基づいた360°ビュー・モニター
360°ビュー・モニター

・子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門:キッズデザイン賞
 「マツダで働く『ひと』の力で、地域への貢献を目指すスペシャリストバンク制度」
「死角にいる子どもを守る、人間中心の設計思想に基づいた360°ビュー・モニター」は、車両のフロント・サイド(左右)・リアの4つのカメラを使ってセンターディスプレイに周囲の映像を表示し、ドライバーからは見えない領域の認知をサポートするシステム。
今回の経済産業大臣賞(優秀賞)受賞に際し、「子どもが関わる自動車事故としては、走行時の飛び出しなどが想起されがちだが、駐車場や狭い道路での発進・後退時、低速走行時の巻き込み事故も多い。人気のSUVなど車高の高い車種では地面に近い位置など、運転席からの死角も多くなり、巻き込み事故につながるだけでなくドライバーの心理的負担も増す。本作品はこの状況に対する優れた課題解決提案である。同社の子ども視点かつドライバー心理に対する安全対策を体系的に進化させ続けている開発姿勢に共感する。」との評価を得ている。このシステムは、最新の「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」「CX-3」「CX-5」「CX-8」の車種に設定している。

また「マツダで働く『ひと』の力で、地域への貢献を目指すスペシャリストバンク制度」は、専門的な知識・技術・技能、長年培ってきた特技や趣味などを持つマツダグループ企業の従業員・OBを、地域住民からのさまざまな要請に応えて派遣する人材バンクだ。1994年に広島市で開催された「第12回アジア競技大会」のプレ大会をきっかけに誕生し、2017年度は、スポーツ、職業講話、環境授業など、子どもを対象とした活動を32件(対象が子ども以外のものを含め全体で62件)実施。
活動を通して、派遣先・講師ともに得られるものが多く、地域のニーズにマッチしながら人材の成長にもつなげられるという、Win-Winの仕組みを構築していることが評価された。
 
第12回キッズデザイン賞(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁)
特定非営利活動法人(内閣府認証 NPO)キッズデザイン協議会
「MAZDA TECHNOLOGY FOR KIDS」のご紹介
「マツダスペシャリストバンク」のご紹介
 
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