マツダ、平成30年7月豪雨に伴う生産体制から工場操業を再開

マツダ株式会社は2018年8月30日、平成30年7月豪雨による災害発生以来、地域の安全や交通状況などに配慮した操業・勤務を実施してきたが、生産体制を災害発生前の水準に戻し通常操業に復帰させることを発表した。
 
マツダでは部品の供給や従業員の通勤などの見通しが進展したため、9月10日より、宇品第1工場(広島県広島市南区)、宇品第2工場(同)、防府第1工場(山口県防府市)、防府第2工場(同)において、生産体制を災害発生前の水準に戻し、通常操業に復帰させる。
通常操業後も引き続き、行政や地域などによる支援活動を妨げることのないよう交通網への負担を最小限にとどめる通勤・物流を徹底、今後も復旧・復興を最優先に、地域の住民や取引先などと連携して継続的に取り組んでいく、としている。
※参考記事:マツダ、平成30年7月豪雨の被災地支援で社員のボランティア参加をバックアップ
 

【平成30年7月豪雨発生以降の工場操業計画の推移】

マツダ 平成30年7月豪雨 工場操業計画の推移*1:8月20日に2直に移行
*2:8月20日は定時退社日のため実質は翌 21 日より実施
 

【参考:マツダがこれまでに実施した主な支援活動】

(2018年8月29日時点)
■人材の支援:
・被災地域に医療支援*3、現場作業支援*4、事務作業支援(*)5など、のべ1,729人(*6)が支援活動に参加。
■物資の支援:
・被災地域やボランティア支援で、土のう袋(2,950袋)、飲料水など(25,617L)、軍手・手袋(1,764セット)、マスク(1,688枚)、タオル(4,840枚)、雑巾(436枚)などを提供。
・被災地域のご要望にお応えし、社用車(のべ12台)を貸し出し。
・被災地域に、復旧活動用のトラック(10台)を8月に寄贈。
■施設の支援:
・鯛尾トレーニングセンター(安芸郡坂町)を災害ボランティアの宿泊施設として、8月1日から30日まで開放。
■義援金:
・合計で1億円(広島県8,000万円、日本赤十字社2,000万円)を寄付(*7)。
・本社ロビー(広島県安芸郡府中町)にて、たる募金を7月26日から8月31日まで実施。
 
*3:マツダ病院の医師・看護師・保健師などを実施(のべ165人)
*4:屋内外の土砂・がれきなどの搬出・清掃・片付けなどを実施(のべ489人)
*5:ボランティアセンターなど施設の業務サポート・希望される物資や支援等のヒアリングなど実施(のべ57人)
*6:災害ボランティアに伴うハートフル休暇取得者数(のべ863人)およびマツダ親和会による無給災害ボランティア(のべ155人)を含む
*7:2018年7月12日発表
 
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