【リコール】トヨタ、レクサスの32万台超に燃料ポンプ不具合のリコール発生

トヨタは2023年11月2日、トヨタ、レクサスの合計32万台超に燃料ポンプの不具合があったとしてリコールを届け出た。

なお、このリコールは2020年にも実施されているが、検証を進めた結果、対象拡大の必要性が判明したため、新たに届出されている。

このリコールは市場からの301件の報告により行なわれている。また、すでに不具合を発生し補修部品と交換を終えた車両も存在するが、その補修部品もリコール対象となっている。

不具合の内容は、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切であったため、使用過程で樹脂密度が低くなり、燃料により膨潤して変形することがあるというもの。

そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

対策は該当車輌は全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換することになる。

該当車輌は2017年7月〜2020年1月の間に生産されたトヨタ、レクサスの22車種で、合計32万8108台となっている。

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