ホンダは2020年11月5日、上級ミニバンの「オデッセイ」のビッグマイナーチェンジを発表し、11月6日から発売します。
3列シートのミニバン、オデッセイは2013年にデビューしており、2017年のマイナーチェンジに続く2回目のマイナーチェンジです。今回はフロントマスク、ボンネット、ヘッドライト、リヤランプやリヤガラスなども変更し、デザインを一新したビッグマイナーチェンジです。特にフロントでは、ボンネットの高さを80mmも高め、存在感を強めています。
インテリアは質感を向上。加飾パネルをインスツルメントパネルの上部に、触感の良いソフトパッドを手の触れやすい位置に配置しています。またパネルのデザインも変更し、高精細フルカラー液晶パネルを3.5インチから7インチへと拡大し、アナログスピードメーターとの組み合わせにより、液晶パネル部に情報をよりわかりやすく表示できるようになっています。
また、新たにジェスチャーコントロールで開閉できるパワースライドドアや、キーの予約ロック機能を向上させています。
ジェスチャーコントロール・パワースライドドアは、中国市場に続いて日本に初導入されたシステムで、スライドドアのサイドウインドウ下端のLED発光部に手をかざし、左右に移動させるジェスチャーでドアが自動開閉、あるいは作動停止ができる便利機能です。
リヤゲートは電動化され、リヤバンパーの下に足先を出し入れするだけでテールゲートの開閉が可能なハンズフリーアクセスパワーテールゲートがEXタイプに装備されています。
他に、安全運転支援システム「ホンダ センシング」に後方誤発進抑制機能を追加しています。
パワーユニットは、2.0Lエンジン＋ツインモーターハイブリッドのe:HEV、2.4Lの直4エンジンの2種類となり、従来設定されていた2.4L直噴エンジン仕様は廃止されています。
価格
