ホンダ 軽自動車スーパーハイトワゴン「N-BOX」がマイナーチェンジ

ホンダは2020年12月24日、販売台数ナンバーワンの軽自動車スーパーハイトワゴン「N-BOX」のマイナーチェンジを行ない発表しました。12月25日から発売開始されます。

ホンダの軽自動車スーパーハイトワゴン「N-BOX」は、累計販売台数180万台、全ての新車販売で3年連続トップの販売台数を記録し、軽自動車カテゴリーでは5年連続1位という、現在のホンダを支える基幹モデルです。N-BOXは2017年に登場以来初のマイナーチェンジを行ない、エクステリア、インテリアのデザインを刷新しました。

今回のマイナーチェンジでは、N-BOXの持つ高い機能性や利便性、性能を維持しながら、より幅広いオーナーのライフスタイルや嗜好に適合できるように、商品力を高めています。一方でパワートレーンなどの変更はありません。

N-BOX EX

N-BOX

N-BOXのエクステリアは、ヘッドライトとフロント グリルのデザインを変更。より落ち着いた、親しみのある表情にしています。インテリアはベースカラーにダークブラウンを採用し、アクセントとなるホワイトのトリムを組み合わせています。

N-BOX EXのインテリア

また今回から設定された、より個性を強調する「コーディネイトスタイル」では、2トーンのボディカラーのルーフはブラウンに統一。メッキ ドアハンドル、ディッシュ型ホイールと組み合わせています。インテリアはダークブラウンのインテリアカラーに合わせてトリムとシート表皮をブラウン調にしています。

新設定されたN-BOX コーディネイトスタイル

N-BOXカスタム

N-BOXカスタムは、従来以上に標準のN-BOXとのデザインの違いを明確化させ、より高級感、より強い存在感を強調するデザインとしています。

N-BOXカスタム EXターボ

フロントのアッパーグリルのメッキを立体化して強調することで、押し出し感を強めています。またナンバープレートは中央配置に変更しました。

インテリアはブラックの内装カラー、シート表皮は継承しながらも、トリム部はマルチブラック塗装を採用し上質感を向上。シート表皮もより質感が高まるようにカラーコーディネイトされています。

N-BOXカスタム EXターボのインテリア

新設定される「コーディネイトスタイル」は、ダークメッキの加飾、カラークリア仕上げのアルミホイールにより重厚感のあるデザインに。ボディカラーはホンダの軽自動車で初となるプレミアムクリスタルレッド メタリックを導入するなど全3色の設定です。

N-BOXカスタムに新設定されたコーディネイトスタイル

インテリアはブラックの内装色にマルチボルドーのトリムカラーの組み合わせとし、シートもホンダの軽自動車初のフル合皮の表皮としています。

デザイン面での変更以外では、先進安全システムの「ホンダ センシング」の、後方誤発進抑制のための超音波センサーを増加し、後方からの障害物の接近を知らせるパーキングセンサーシステムを追加しています。

また、オプション用品をラインアップしているホンダアクセスは、このN-BOXから車内に浮遊するウイルスを減少させるエアコン用の追加フィルターを新設定しているのも注目点です。

ウイルス除去用の黒い「くるますく」(手前)と、純正のエアコンフィルター。純正フィルターの上に「くるますく」を重ねて装着

この追加フィルターは4輪開発部門で開発されたもので、商品名は「くるますく」。標準装備されているエアコン用フィルターの上面に重ねて装着して使用するようになっています。

「くるますく」は、車内を内気循環させることで浮遊ウイルスをキャッチし、ダメージを与えるという抗ウイルス機能を持つ追加フィルターで、エアコンの内気循環を15分行なうことで99.8%のウイルスを除去できる性能を備えています。

なお、この「くるますく」は今後、N-BOXだけではなく、対応車種を拡大していくことになっています。

N-BOX 価格

N-BOXカスタム 価格

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