ホンダは、2016年3月24日に、2016年ニューヨークオートショーにて、マイナーモデルチェンジしたAcuraのラグジュアリーSUV「MDX」や、新型「シビック ハッチバック」プロトタイプモデルを出展した。
MDXは、3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンと9速オートマチックトランスミッションを採用する現行モデルに加え、2017年モデルから初めて3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD®(Super Handling-All Wheel Drive)」も選択可能となった。SPORT HYBRID SH-AWD搭載モデルは3.0L SOHC V型6気筒エンジンと7速DCTの組み合わせにより、ガソリンモデルを35ps上回る325psの最大出力を実現した。
エクステリアは2016年1月にデトロイトショーで世界初披露となったコンセプトモデル「Acura Precision Concept」で示されたデザインを採用しており、Acura車として初めて全グレードに先進の安全運転支援システム「アキュラ ウォッチ」を標準装備する。
北米での発売はガソリンモデルを2016年夏に、SPORT HYBRID SH-AWD搭載モデルは2016年後半を予定。生産については現行モデルと同様に米国アラバマ工場で行なわれるのに加え、2017年初頭からはオハイオ州のイーストリバティ工場での生産も開始するという。
Acuraブースでは北米レース用に開発した新世代スーパースポーツモデル「NSX」のGT3レースカーを世界初出展している。
