ホンダは、2018年5月にマイナーモデルチェンジを予定している「ジェイド」に関する情報を、3月8日よりHondaホームページで先行公開した。
今回のモデルチェンジでは、1.5Lターボエンジンを搭載し、パワフルな走りが好評の「ジェイド RS」を2列5人乗り仕様へ変更。それととともに、新たに「スポーツ ハイブリッドi-DCD」を搭載した仕様も追加設定した。
ジェイドが発売されたのは2015年2月。セダン並みの低全高で、美しいフォルムの中に高い居住性とユーティリティーを実現し、上質な走りも兼ね備えたモデルとして登場した。
しかしこれまでジェイドは、海外版には2列シート仕様が設定されているにも関わらず、日本向けは3列シート仕様のみ。せっかく2列目にロングスライドのVスライド機構を採用していても、3列目シートまでひとまとめにして後席が狭いと言われることも多かった。今回の2列シート仕様への舵切りは、そうした評判に対する対応ということなのだろう。
また新型のエクステリアで真っ先に目に止まるのは、RS専用色として「プレミアムクリスタルオレンジ・メタリック」が新設定されたことだ。2017年5月にボディカラーが整理され個性的な色が少なくなっていただけに、このビビッドなカラーリングを歓迎するユーザーは多いのではないだろうか。
カラーリングではその他にも、ブラックルーフ仕様が各タイプで選択可能になったのも、今回のマイナーチェンジで変更された点。これによりスタイリッシュなデザインに、一層の磨きがかけられる形となった。
さらに最近のホンダのラインアップの例に漏れず、先進の安全運転支援システム「Honda センシング」が、全タイプに標準装備となった。
車両の詳細についてはジェイド先行公開ページを参照。