ホンダは2021年3月25日、「CR-V」、「インサイト」、「シビック」、「レジェンド」の合計4車種の燃料ポンプに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
なおこのリコールは2020年5月に届け出されていますが、対象車種が拡大されたため、再度のリコールとなっています。
この不具合は市場からの16件の報告によるもので、燃料タンク内にある低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)の成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により変形することがあるというものです。
そのため、インペラが変形するとポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合は走行中エンストに至る恐れがあります。
対策は該当車両の低圧燃料ポンプを対策品に交換することになります。
該当車両は、2019年1月~2020年2月の間に生産された、「CR-V」、「インサイト」、「シビック」、「レジェンド」で、合計1万9430台です。