ホンダは2016年9月4日(日)、ツインリンクもてぎで開催されるFIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)に、道上龍選手がスポット参戦することを発表した。
もてぎでのWTCCは今シーズン9戦目。道上選手はHonda Racing Team JASより、4人目のワークスドライバーとしてスポット参戦する。マシンはシビックWTCCだ。
全日本ツーリングカー選手権や、全日本選手権フォーミュラ・ニッポン、SUPER GTシリーズなど数々のレースを制してきた道上選手の活躍に注目が集まる。
以下、道上選手のコメント全文。
「昨年(2015年)発売された『シビック TYPE R』の開発に携わっていたこともあり、WTCCの情報はずっと見ていました。先週、バルセロナでテストをするチャンスがあり、そのときは『シビックWTCC』でレースができたらおもしろそうだなと思っていましたが、こんなに早くそのクルマでレースができるとは、思ってもみませんでした。自分のキャリアのすべてを注ぎ、全力でもてぎでのレースに挑みたいと思っています。HondaとJASモータースポーツは、すばらしいチャンスを与えてくれました。バルセロナのテストでは、非常に感触の良い、速いクルマだったので、もてぎまでに準備を完ぺきにしてレースを迎えたいと思います」