ホンダは2021年8月5日、11代目となるシビック5ドアを正式発表し発売を開始しました。シビックはグローバル戦略車であり世界各国で販売されることになりますが、今回は5ドア・ハッチバックの発売となります。
この新型シビックのコンセプトは「爽快シビック」とされ、従来とは大きくデザイン手法を転換し、親しみやすさ、独自の存在感、乗る人すべてが爽快感が感じられるクルマとしています。
【関連情報】新型シビック日本仕様の詳細:https://autoprove.net/japanese-car/honda/civic/199420/
なお新型シビックは、サイズ的には従来型シビックと比較して、全長4550mm(+30mm)、ホイールベースが2735mm(+35mm)、全幅1800mmは変更なしで、全高は1415mm(-5mm)となっており、グローバルCセグメントの上限サイズとなっています。
このため、リヤシートの居住性が一段と向上し、ラゲッジ容量もさらに増大されています。また室内からの視野角を拡大することで、開放的な居住空間と見晴らしの良い視界を実現。
エクステリア・デザインは、5ドア・ハッチバックでありながらクーペのようなプロポーションとしています。一方、インテリアは水平基調のクリアなインスツルメントパネルとし、シンプルさと上質感を両立。
走りでは、意のままのハンドリング、高い安定性、そして高次元の静粛性や乗り心地を追求し、乗る人すべてが快適に感じられるように熟成しています。
また装備では常時通信モジュールを搭載し、コネクテッドサービス「ホンダコネクト」が利用できるように進化しています。
先進運転支援システムは、ワイドビューカメラと超音波センサーを装備し、渋滞時運転支援システム、衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能などをフルに標準装備しています。
グレードは、EX、LXの2グレード展開で、価格は319万円~353万9800円で、従来型に比べ約33万円アプしています。なお6速MT、CVTは同価格となっています。
価格
6速MTのシフトレバー EX用ホイール 水平基調のインスツルメントパネル EXのフロントマスク
LX LXのインテリア LX用ホイール ルーフサイドはレーザー溶接仕上げ