ホンダは1995年~1996年型のアメリカ・ホンダ製のシビック クーペのエアバッグに不具合があるとしてリコールを届け出ました。なおこの不具合は関連会社からの情報によるものです。
不具合内容は、運転者席側エアバッグのインフレーター(膨張装置)の吸湿防止が不適切なため、ガス発生剤が吸湿することがあるというものです。
そのため、使用過程でガス発生剤が吸湿や乾燥を繰り返した場合など、エアバッグ作動時に正常に展開しない恐れががあるというものです。
対策は、該当車両の全車両、運転者席側エアバッグインフレータを点検し、該当する場合は、予防的措置としてインフレータを代替品と交換することになります。
該当車両は1995年12月~1996年1月の間にアメリカ工場で生産されたシビック クーペ(E-EJ7型)で、合計171台です。