ホンダは2020年12月17日、「アコード」のハイブリッドシステム用パワーコントロールユニットに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は関連会社からの情報によるもので、ハイブリッドシステムのパワーコントロールユニット内部にある電圧変換装置(DC-DCコンバーター)が、バッテリーへの供給電圧を制御する回路上の素子の製造管理が不適切であったため、冷間始動後にフェールセーフモードへ移行して、バッテリーへの給電を停止することがあるというものです。
そのため、バッテリーが充電不足となり、警告灯、警告表示が点灯し、走行不能となる恐れがあります。
対策は該当車両のパワーコントロールユニット内の給電制御プログラムを対策プログラムに書き換えることになります。
該当車両は2019年12月~2020年9月の間にタイ工場で製造されたアコードで、合計2703台となります。