2015年7月21日、ホンダは歩行のリハビリテーションを支援する歩行訓練機器「Honda歩行アシスト」を、全国の病院やリハビリテーション施設などを対象にリース販売すると発表した。リース販売開始は11月予定。
この歩行アシストはホンダのロボットASIMOで培った歩行理論をもとに、1999年から研究が続けられてきたもの。2013年からは全国約50の病院や施設で先行使用し、機能の最適化を進めてきた。
Honda歩行アシストは、二足歩行理論である倒立振子モデルに基づく効率的な歩行を誘導する機能を持ち、医師や療法士の指導の下で歩行訓練に使用する機器だ。
リース販売計画台数は450台を予定していて、リース価格は月額4万5000円(1台・3年間のリース契約)。タブレット端末(コントローラー)によって、使用者ごとの歩行の特徴、訓練状況を可視化できる計測機能が付いている。
リース販売に関しての問い合わせは、汎用パワープロダクツ事業本部事業管理室 Honda歩行アシストカスタマーセンター(Tel.048-462-5102)。