ホンダ「Google」と車載向けコネクテッドサービスで協業

ホンダは2021年9月23日、Googleと車載向けコネクテッドサービスで協力し、2022年後半に北米で発売する新型車に搭載を開始し、その後、順次グローバルに展開していくことを発表しました。

ホンダとGoogleは、2015年からAndroidプラットフォームの導入に向けて協力してきており、その成果として2016年発売のアコードから「Android Auto」の搭載を開始。スマートフォン機能をドライバー向けに最適化させてきています。

今回、Googleとの新たな協業を開始することで、車内でのコネクティビティの機能をさらに進化させ、コネクテッド技術とGoogleの先進技術のコラボレーションにより、「移動」と「暮らし」をシームレスに繋ぐことが実現することになります。

新たなコネクテッドサービスは次のようなものがあります。
音声アシスタント:車内のディスプレイオーディオに搭載された「Googleアシスタント」により、ドライバーは道路から目を離さずハンドルを持ったままで、音声による操作で簡単に用事を済ませることができる。メッセージの送信や経路案内、メディアや車両機能、対応するスマートホームデバイスの操作が可能。

ナビゲーション:「Googleマップ」を統合することで、スマートフォン等で日頃使い慣れたパーソナライズされたGoogleマップが車載ディスプレイオーディオでも使用可能。さらに、Googleに話しかけることで、運転をしながら自宅までのナビゲーションや到着予定時刻の共有、最寄りのガソリンスタンドやEV充電スタンドの検索、店舗の営業時間の確認などが簡単、安全に操作可能となります。当然ながら地図データも常に最新のデータが使用できます。

車載用アプリケーション:スマートフォンと同様にGoogle Playで、お気に入りのアプリを簡単に楽しんだり、ダウンロードしたりすることができます。スマートフォンを使わずに車内から直接、音楽やポッドキャスト、オーディオブックを聴くことが可能となります。

ホンダは従来、自社のネット接続機能を持つインターナビコネクテッド関連サービスを展開してきましたが、ついにGoogleとの全面的な協業により、ディスプレイオーディオとGoogleサービスを組み合わせることで、最新のコネクテッドサービスが実現できることになったことは画期的ということができます。

Google 公式サイト

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