ホンダ アメリカ市場EV投入計画と第1弾「PROLOGUE」を発表

ホンダの米国法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス)は2021年6月28日、北米地域における電気自動車の投入計画を発表しました。そしてホンダ・ブランドから発売予定の電気自動車(EV)の最初の量販モデルとなるSUVの車名が「PROLOGUE(プロローグ)」と発表しました。

2021年4月の三部敏宏社長就任時のスピーチの通り、2050年にホンダが関わる全ての製品と企業活動でのカーボンニュートラルを実現するため、北米地域において2040年までにEVとFCVの4輪販売比率100%を目指すとしています。

そして2024年初頭、北米におけるEV量販モデルの第1弾として、ホンダブランドから高い競争力を持つSUV「プロローグ」を発売する計画としています。また引き続いて2024年中には、アキュラブランドからもEVのSUVを発表するとしています。

「アルティウム」EVプラットフォーム

いずれのモデルも、ゼネラルモーターズ社(GM)の「アルティウム」バッテリー&プラットフォームを採用した両社共同開発のモデルです。「アルティウム」プラットフォームはEV専用で、乗用車からSUV、商用車までカバーできるフレキシブル・モジュラー・プラットフォームで、搭載されるリチウムイオン・バッテリーはGM/LG化学の巨大な合弁工場で大量に生産されるアルティウム・バッテリーを搭載することになっています。

さらに、今回発表された2モデルに加え、今後さらにホンダが開発を主導する新EVプラットフォーム「e:Architecture(e:アーキテクチャー)」を採用したモデルを2020年代後半に投入予定としています。もちろんこの「e:アーキテクチャー」もGMとの共同開発で、アルティウム・バッテリーを搭載することになります。

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