ホンダの純正用品を担当するホンダアクセスは2020年12月1日、「N-BOX」、「N-VAN」用として販売店用品で発売したギャザス「ディスプレイオーディオ」の通信制御に不具合があるとして自主改善すると届け出ました。
この不具合は市場からの213件の報告によるもので、不具合の内容は「N-BOX」、「N-VAN」のアフター向け用品として販売されたディスプレイオーディオの通信制御プログラムが不適切であったため、車両の各種ユニットを制御するコントロールモジュールの通信プログラムを停止させることがあるというものです。
そのため、コントロールモジュールと各種ユニット間の通信ができなくなり、エンジンを停止した時に、テールゲートが解錠できなくなり、その後始動時に各種警告灯が点灯し、またはヘッドライトが点灯しない恐れがあります。
対策は該当製品が装着されている場合は、対策済みのディスプレイオーディオと交換することになります。
該当製品の名称は「WX-201C」で、2019年10月~2020年4月に出荷されたディスプレイオーディオで、合計7011台となります。