ホンダ 2018年6月度および2018年上半期の四輪車 生産・販売・輸出実績を発表

ホンダは2018年7月27日、2018年6月度の四輪車の生産・販売・輸出実績を発表した。世界生産、海外生産、アジア生産、中国生産が6月単月、およびすべての半期を通して過去最高を記録した。

■生産

ホンダ 2018年6月度 四輪車 実績 生産
6月期の国内生産は、66,707台、前年同月比で93.8%と5ヵ月ぶり減少となった。
しかし、海外生産は382,689台となっており、これは6月単月として過去最高となっている。特に中国での138,915台(前年比108.7%)など、アジア圏での増加が海外生産、世界生産を引き上げた形となっている。

また、2018年1月〜6月期で見ると、国内・海外、どの地域を見ても前年比で100%を越えており、国内生産の418,182台(前年比104.1%)は3年連続での増加となった。
海外生産は2,263,159台(前年比103.6%)は7年連続での増となっており、特にアジア生産(1,103,155台、前年比105.0%)・中国生産(721,842台、前年比106.7%)の増加が顕著だ。世界生産でも2,681,341台(前年比103.7%)となった。特に海外生産、世界生産、アジア生産、中国生産はすべての半期を通して過去最高を記録している。

■販売

ホンダ 2018年6月度 四輪車 実績 販売
6月期の国内販売は登録車が33,136台で、前年比は2カ月連続増となる100.5%で2018年前半からやや復調を見せている。車種別では「フィット」(7,805台)、「フリード」(7,326台)あたりが好調だ。
届出車は29,488台で、前年比が104.9%と5ヵ月連続増。車種別では「N-BOX」(20,682台)、「N-WGN」(5,497台)が健闘している。

また、2018年1月〜6月期で見ると、合計385,725台(前年比102.4%)で2年連続の増加となっているものの、登録車が前年比99.5%と3年ぶりの減少となっており、この登録車の不振が全体に影響した形となっている。車種別の販売実績は6月単月同様、「フィット」(47,961台)、「フリード」(43,983台)、「N-BOX」(127,550台)、「N-WGN」(35,784台)などが好調だった。

■輸出

ホンダ 2018年6月度 四輪車 実績 輸出
6月の輸出実績は11,532台、前年比は131.0%で、6カ月連続での増加となった。特に目を引くのは米国向けで、8,306台(295.4%)と大きく増加しておる、輸出全体の70%以上を占めている。一方、欧州市場は芳しくなく1,130台で前年比26.2%と、3ヵ月連続での減少を続けている。

2018年1月〜6月期の輸出実績は66,728台(前年比168.7%)と2年ぶりの増加を見せた。地域別で見ても、どの地域も2年ぶりの増加となっているが、特に北米市場が39,416台(前年比262.1%)と伸びが著しい。

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COTY
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