ホンダ 2018年4月度の四輪車 生産・販売・輸出実績を発表

ホンダは2018年5月30日、2018年4月度の四輪車の生産・販売・輸出実績を発表。世界生産、海外生産、アジア生産、中国生産が4月として過去最高を記録した。

■生産

まず生産について見てみると、4月実績は国内外を問わず、どの地域の数字を見ても前年比で100%を越える結果となった。国内生産は67,540台で、前年比は106.3%。これは3カ月連続しての増加だ。

海外生産は、全体では361,708台。過去最高のこの台数は、前年比では108.5%となり、3カ月ぶりの増加となっている。
この数字を支えているのは、米国を中心とする北米だ。155,228台という絶対数の大きな北米の生産が、米国のみで見ても北米として見ても、110%を超える前年比となっているのが、海外生産、世界生産を引き上げた形となっている。

もちろん、アジアも台数規模の大きな地域ではある。しかし、その大半を占める中国は、2カ月連続増となっているとはいえ、前年比は100.7%と小幅な増加にとどまった。その結果アジアの前年比も102.9%と、全体の中では控えめな数字となっている。

■販売

国内販売は届出車が27,150台で、前年比は3カ月連続増となる128.9%。相変わらず届け出車名別1位の地位に揺らぎのない「N-BOX」が19,884台を売り上げ、強さを見せつけている。
その一方、登録車は25,332台で、前年比が92.3%。登録車名別順位がホンダとしては最高位のフィットが、6,536台で6位というあたりに、何らかの活性化が欲しいところかもしれない。

■輸出

日本からの輸出に関しては、4月の実績は12,798台。前年比は233.9%という高水準で、4カ月連続しての増加となった。
ここでも目を引くのは米国向け台数の多さだ。アジアも1,160台で前年比166.7%を記録しているのだが、米国は8,888台で前年比はじつに547.3%。北米で括っても9,020台は前年比は532.8%となる。
対照的に欧州は1,870台で、前年比85.4%。こちらは6カ月ぶりに前年比が減少となった。

ホンダ 2018年4月度 四輪車 生産・販売・輸出実績

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