【ダイハツ】「ブーン」が4年振りにマイナーチェンジ 5ナンバー車トップの燃費達成

boon_140414001
エンジン、内外装を改良したブーン CL”Limited”

2014年4月14日、ダイハツはコンパクトカー「ブーン」のマイナーチェンジを行ない、大幅改良したエンジンを搭載することで、5ナンバー車トップの燃費を達成し、同日から発売すると発表した。
今回の改良では、軽自動車の低燃費化に貢献した技術「e:S(イース)テクノロジー」を一部採用し、従来車に比べ20%燃費を向上(2WD車)させ、小型ガソリンエンジン車トップとなる27.6km/Lの低燃費を達成。さらに内外装デザインを一新した上、安心・安全装備の採用や静粛性向上などの基本性能を強化し、コストパフォーマンスに優れた価格設定としている。

boon_140414007boon_140414009

搭載される改良型1KR-FE型3気筒・1.0Lエンジンには「e:Sテクノロジー」を一部採用している。吸気可変バルブタイミングに加えて、ポート内面で吸気流を一部剥離させることにより発生させる高タンブル流による燃焼速度の向上を実現している。

boon_140414002
ブーンCLのインスツルメントパネル
boon_140414003
ブーン CL”Limited” のシート

また専用クーラーで排気ガスを冷却し低温化した上で燃焼室に大量に導入するEGRシステムの採用により、異常燃焼を抑制し混合気の燃焼制御を最適化している。エンジンの冷却では燃焼室周りの冷却を集中的に行なうウォータージャケットスペーサーを採用している。またCVTサーモコントローラーを採用し、温まりにくいCVTフルードを、エンジン冷却水の熱を利用し温め、常に最適な温度に保つことで、エンジンの負荷を軽減し燃費を向上させている。

車速約9km/h以下から停車前アイドリングストップを制御するエコアイドルを2WD車に標準装備。さらに発電効率の高い高性能オルタネーターの採用で、減速時の発電量をより高め、加速・走行時の発電を一層抑制。エンジン負荷を低減させる充電制御も装備している。この結果、小型ガソリンエンジン車トップとなるJC08モードで27.6km/Lの低燃費を達成している。

boon_140414016boon_140414017

安全装備ではVSCとTRC、エマージェンシーストップシグナルを全車標準装備。快適性に関しては排気音源の低減や遮音材の性能向上などにより静粛性を向上させている。

エクステリアではヘッドランプ、フロントバンパー、リヤコンビネーションランプなどのデザインを変更した他、ボディカラーはダークレッドマイカ、ファインブルーマイカメタリックを追加した全9色に。インテリアではシックなモカカラーを採用、シート表皮、メーターなどのデザインを変更している。

ダイハツ ブーン 諸元表

ダイハツ ブーン 価格表

 

ダイハツ公式サイト

COTY
ページのトップに戻る