2015年6月18日、ダイハツは軽自動車オープンスポーツカー「コペン」に3番目となる「CERO(セロ)」と、「エクスプレイ」の上級モデル「エクスププレイS」を発表し、同日から発売した。またDRESS FORMATIONと名付けられたコペンの着せ替え式ボディキットは2015年10月頃に発売予定と発表された。
■コペン セロ
今回発売されたセロは、初代コペンをイメージしたデザインだ。ローブをデザインベースとしながら、樹脂製ボディパネル、ランプ類を専用デザインとすることで、親しみやすさとダイナミック感を融合させた「フローイング・ドロップシルエット」としている。
インテリアは、インスツルメントパネルを水平にデザインし、自発光式3眼メーター部はセロ専用にシルバーリング付ブラック基盤としている。またオプションでセロ専用のレッドインテリアパックを設定している。
丸形ヘッドライトは、一つの光源でハイ/ロービームを切替できるバイアングルLEDライトを軽自動車として初採用。またLEDクリアランスランプはリング状に光るようにデザインされている。リヤ・コンビライトは6本のLEDを放射状に配置したユニークなデザインだ。ボディカラーはセロ専用のブリティッシュグリーンマイカなど8色を設定している。
また今回、デザインの幅をさらに拡大する、カーボン調成型PVCを「Dラッピング」と名付けてメーカーオプションとして新設定している。Dラッピングを貼り付けることでルーフ部やバックパネルをカーボンルックに変身させることができるのだ。カラーはブラック、ワインレッド、シルバーの3色。
■DRESS FORMATION
コペン ローブとセロは、アウターパネル11枚、ヘッドライトとリヤ・ライトを互いに交換できるようになっている。世界初のDORESS FORMATIONが実用化されている。フルセット、部分セットをキット化し、2015年10月から発売予定だ。
■コペン エクスプレイS
2014年11月に発売されたコペン エクスプレイの上級モデルとして新たにエクスプレイSを発売する。「S」シリーズとしてはローブSに続く2段目となる。
CVT車はパドルシフト、ビルシュタイン製ダンパーを採用。レカロシート、本革巻きステアリングも備えている。またマルチリフレクター式ハロゲンランプ、インテリアでメッキパーツも専用装備している。