2014年9月2日、ダイハツは、累計生産台数398万台というロングセラーの軽商用車｢ハイゼット トラック｣を15年振りに フルモデルチェンジし、10代目となるニューモデルを同日から発売を開始した。
今回のモデルチェンジでは、軽トラックユーザーの声を徹底的にヒアリングして開発に反映し、軽トラックに求められる積載性、耐久性、防錆性能など基本性能を進化。 乗降性や室内スペースも向上させている。
▲ハイゼット トラック エクストラ (4WD/5MT）▲
燃費は軽キャブトラック・クラスでトップの19.6km/L（2WD/5MT スタンダート･エアコンレス） を実現。またボディ骨格の見直しや高張力鋼板の採用により、衝突時のエネルギーを効率よく分散・吸収する骨格構造を採用し、最新法規の56km/hオフセット衝突に対応している。運転席SRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト（運転席／助手席）を全車に標準装備している。
キャビン、ドア、荷台などで構成されるアッパーボディの表面全てを防錆鋼板化、フレームの防錆鋼板化を拡大。さらにカチオン電着塗装、中塗り、表面塗りの3層塗装を採用して耐久性を向上させ、ボディ外板穴あき錆保証5年、ボディ外板表面錆保証3年を実現。また軽トラック初となるフロントパネルの樹脂化を行なっていることも注目される。
さらに新型ハイゼット･トラックは多用途化の流れを受け止め、各業界を支えるユーザーの幅広いニーズに対応して全8色のカラーバリエーションをはじめ、「ぴったりぴっく！」選べるシリーズとして用途に合わせた豊富なパックオプションを設定している。
なおこのハイゼット･トラックは、トヨタにピクシス･トラック、スバルにはサンバーとしてOEM供給される。
