2014年11月6日、フォルクスワーゲン・ジャパンは、今年8月から発売を開始した新型ポロの追加モデルの第2弾として、SUVテイストのクロスオーバー、クロスポロを発表し、同日から発売した。
クロスポロは、コンパクトハッチバックとしての高い完成度と都市部の道路事情に適したサイズのポロをベースにしたクロスオーバーカーだ。日本では2006年9月から初代クロスポロの販売を開始し、今回のモデルチェンジで3世代目となる。
クロスポロとしては初のスタート&ストップ機能を標準装備したほか、ベースモデルのポロ同様に、先進、安全装備を数多く標準装備(一部、オプション設定)。LEDポジションランプ付きバイキセノンヘッドライト、自動追従走行ができるクルーズコントロールシステム、純正ナビゲーションシステムなど、セットオプションが設定されている。
エンジンは、ベースモデルのポロTSIコンフォートラインと同じ1.2L・TSI直噴ターボを搭載。スタート&ストップ、ブレーキエネルギー回生システムで構成されるブルーモーションテクノロジーを採用している。トランスミッションはDSG 7速を組み合わせている。JC08 モード燃費は21.9km/Lと、従来モデルに比べて約16%向上している。
クロスポロはフロントとリヤに専用デザインのバンパーを装着。その他にサイドスカート、シルバー塗装のドアミラー、ホイールハウスとボディ側面に取り付けられたエクステンショントリムなどを標準装備。専用カラーを含むボディ色に合わせてカラーコーディネートされた3種類のインテリアも設定。
運転支援システムとしては先行車両への追突の危険を回避、軽減するフロントアシスト・プラス、30km/h未満で緊急ブレーキが作動するシティエマージェンシーブレーキ、マルチコリジョンブレーキシステムなどを標準装備している。全車速追従タイプのアダプティブクルーズコントロール(ACC)は6万4800円のパッケージオプション設定となっている。
■価格:275万円(税込み)