ロールス・ロイスは、ビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」が発表されて、今年で50周年になるのを記念して、かつてジョン・レノンが所有していた色鮮やかなファントムⅤをロンドンに里帰りさせ、7月29日〜8月2日にかけて開催される「ザ・グレート・エイト・ファントム展」にて一般公開される。
「ザ・ジョン・レノン・ファントムⅤ」は現在、カナダのブリティッシュコロンビア博物館が所蔵しており、今回「ザ・グレート・エイト・ファントム展」で展示されるため、カナダからロンドンへ里帰りし、展示される。同展の会場には、アルバムが発表された1960年代後半、ジョン・レノンがこのファントムでよく訪れたボンドストリートのオークションハウス「ボナムズ」が選ばれている。
このファントムⅤは、ジョン・レノンが本格的なロックスタースタイルにカスタマイズしたもので、後席にはシートの代わりにダブルベッドとテレビ、電話、冷蔵庫が設置されたほか、フローティング(縦置き)レコードプレーヤー、外部拡声器付きのカスタムサウンドシステムを備えていた。
「ザ・グレート・エイト・ファントム展」の概要
場所:オークションハウス「ボナムズ」(ロンドン、ニューボンドストリート)
一般公開期間: 7月29日(土曜日)〜8月2日(水曜日)